ご縁が合って最近公私共々お世話になっている方からの依頼で
アメリカの高級ギターメーカ・Collings(コリングス)ドレッドノートモデルの
ナット交換+サドル交換+ピエゾPU搭載の依頼を頂きました。

(サムネイルをクリックして下さい。画像が拡大します)
日本の国内代理店さんのHPはこちら
http://www.taurus-jp.com/collings/このコリングスは比較的後発アコースティックギターメーカーですが
製品の丁寧さでは群を抜いており、プリウォーマーティンを非常によく研究して
さらに改良を加えた良質なモデルを多数輩出しているアメリカのメーカーですね。
価格は国内定価で言うと60万前後が中心となっている様です。
そんな高価なギターですが、購入相談等こちらでお受けして色々アドバイスしていた所、
数本・数店梯子の後、この中古個体に出会い(出会ってしまった?笑)
依頼主様は男泣きの分割で購入されました(笑)
購入時点でナットやサドルの状態があまり芳しくない様で
「交換してよー」「良いですよ〜」的なやり取りの後、こちらでお預かり交換となりました。
とりあえず弾いてみますと・・・
やっぱりと言うか、音色は物凄く「マーティン!」って感じがする様な気がしました。
と言うのも物凄く繊細で綺麗な音でローもしっかりでている訳ですが。
(因みに私のアコギの基準は、ある年代のD-28だったりします)
音だけで楽器を探している方が、
「ここにたどり着く」と言うのも良く判る感じがしますね。
所が、残念な事にネックが真っ直ぐな状態でナットが低くブリッジサドルが高いと言う
不可解な状態だった訳ですね〜(どうやら前オーナーが交換したようです)
サドルが高いのは削れば全く問題が無いですが・・・ナットの溝のRバランスに関しても、
オーナー様に取ってはちょっと納得がいかない状態です。
因みに現オーナー様はソロギターや歌伴なんかをやるフィンガピッカーで
開放音とカポは必須ですし・・他の様々な理由からこのセッティングでは完全NGですね。
そんな訳で話し合い後、交換+フル調整する事になりました。
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posted by IRP Products at 03:28|
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