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今回も色々スイッチの機能や位置等の細かい打ち合わせを行いながら、こんな風な感じの物を作ることになりました。ザックリした図を幾つか作ってそれを元に打ち合わせます。3LOOP+フルバイパスでパッシブと言う機能を持った多段LOOPペダルですね。
因みにLOOPペダルって、製作に掛かる時間の殆どがレイアウトを決める作業と言っても過言では有りませんので、その辺の詰める所に関してはぎりぎりまで精査します。無茶なレイアウトで頼まれて安請合いしますと、非常に使い難い代物が稀に出来上がったりしますんで(笑)
で、その後材料を仕入れ、きっちり寸法出し後に製作に入るだけです。
今回もタカチ社のアルミダイキャストケースを使いますが、このケースは外形がハモンド社の同質の物と比べ、ちょっと癖が有りまして、ケースの側面が底面+上面に対して直角では無く、コンビーフの缶の様に少しテーパーが付いてます。
その為、パーツ穴の位置決めがちょっとやり難かったりするのですが、個人的にタカチ社の物の方がエッジに 丸みが付いていて好きなので、私は良く使っています。
ってな所でサクッと穴開けを行い組み込みます。
出来ました。
このお客様の澤野様は以前パッシブVOペダルver2のご依頼を頂いた事が有りますので、前回のご希望や配色を踏襲した様なラベルを製作してみました。
(そのうちラベルの製作の方法も記事にしましょうか)
使う配線材やジャックも一般的に良いとされているスイッチクラフト等の物を使って製作しました。
完成してフルにケーブルを繋ぎ込んだらこんな感じでしょうかね。
ご依頼頂いて、完成したのは8月くらいでしたか・・・もうすでに何本かのライブで使って頂いている様で、「音質の変化も殆ど無しで、踏み分けも非常にやり易い!」と言う評価を頂いて、澤野様のHPの日記(日々の糸巻き2006年09月15日)の方でもご紹介頂きました。
澤野様 御依頼頂きまして有難う御座いました!
今後とも宜しくお願い致します!
それでは本日はここまで!
ご依頼頂いた澤野様のHPはこちら
澤野隼土 Guitar Sawy Room