それらの内容を要約すると、化学分析ってのはどういった内容なんですか?どういう所に行けば良いのですか?と言った所が話のメインでしょうか。
これら、「何処で?何を?」に関しては一応現時点ではお答えできません。その点のご質問は平にご容赦下さい。
決して秘密と言う訳ではないのですが、所謂小口の検査依頼という事、かなり無理を承知で分析機関にお願いした側面があり、その分析機関の名前等々、お教えする事は避けたいのです。
又結果に関しても、今回かなり個人的なコストを掛けて調査した内容ですので、やはりそう簡単には書く事もお知らせする事も避けたいと思っております。
それらも含めて、メールを下さった方には誠に申し訳ないのですが、お察し下さいます様宜しくお願い致します。
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さて、ここからは少し私信です。
年明けから着手していた開発関連の仕事において、紆余曲折が有りましたが、先日やっと完成し日の目を見る事になりました。ただ、このBLOGでは本体に関しては一切扱いませんけれど・・
販売関連の方で、物作りを軽く考えてる方が少なからずいらっしゃいまして(一例を挙げると商品を弾なんて呼びますわな。今売る弾がねーんだーとか。作り手の側だと、文脈と時と場合によってはちょっと頭にキます。勿論頭に来ない場合の方が圧倒的に多いのですが)、「何々を商品として売りたいので、開発して下さい。(因みに一番頭に来るのは高圧的に何々をコピーして下さいと言う依頼。堂々とコピーを依頼って・・・)」と、直で話を持ちかけてくる一部の販売系の人々とは、常々仕事に対する温度差があるな・・・とか、モヤモヤとした日々を送ったり、その辺りじっくり考える事が出来た期間でありました。
最終的に非常に良い筋、良い方との出会いを果たした事により、それらのモヤモヤは解消された訳でありまして・・・いや多くは書くまい・・・
この件に関し、色々ご協力下さったミュージシャンの方々(特にR氏)や、ライブ現場・係わり合った全ての人達に厚くお礼を申し上げます。新しい地平にたどり着けたのは皆様のおかげです!
そしてもう二度と交わる事の無いであろう軸線上にありますが、事の発端となったH社にも惜しみ無い敬意を・・・
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他に思い出した余談。
最近資料を探すのに本棚を弄っていたら、10代の頃、友達のオヤジさん(平均的なオーディオマニア)の方から「面白いから読んでみ?古い本なんだけど」と頂いて、ある意味で感銘を受けたオーディオ関連の書籍数冊が10年ぶりぐらいに発掘されるに当たり、暗澹たる十代のアレな記憶が蘇ってきたり・・・・
そんな重い気分になりながら、それらを久しぶりに読んでいたのですが、古い(昭和40〜50年代!)オーディオ関連の書物は実に味わい深いものが有りますね。。。
日本ビクターが開発し、一瞬だけブームになった「4chステレオ」や、鳴り物入りで登場したにも拘らず一瞬で市場から姿を消した「L(エル)カセット」(詳しくは検索してみて下さい)など、現在では存在意義すら全否定されてしまってる製品群が物凄い勢いで賛美されてたり(笑)
昔の家電やファッションが「昭和レトロモダン」なんて一部では持て囃されたりしていますが、そんなレトロモダンとは決して言われない・・そしていろんな意味で笑い事では済まなかったであろう「失敗作」に関する物の方になぜか心惹かれてしまうと言う・・・
なんか損な性格してるなーと自分で思った所で本日はここまで!