昨日、やっと修理品の大部分を納入が終わり一段落付きました。(お待たせしてしまった客様へ。大変ご迷惑をお掛けいたしました)
それでまあ要は暇になった訳なんですが、この機に開発関連の仕事のシミュレーションを詰めてしまいたいと思い、夜中まで作業しておりました。
それでPC上でシミュレーションを詰めて行き、中々具合が宜しい感じになった所で、いつもの様にブレッドボード(回路実験用基板)にパーツを拡げて音出しチェックをしてみた所・・・・・

正しく動きません・・・・組み込みを間違えたかなーなどとあちこち弄って見ても動きまん。。。たったトランジスタ3石の回路で何で動かんのだ!など逆切れ気味に呟きながら、小一時間ほど弄っているうちに原因がわかりました。
ブレッドボードの故障(笑)
アースラインがちゃんと接続接続出来なくなっていました・・・
あー実験用機材だからこそ!まめにチェックしなきゃダメですね〜。
とにかく原因がわかってすっきりしました。判らないとホントに寝覚めが悪いですからね。
とは言え、実際に音を出してみたら全然良くないので、もう一度回路のブロック図の構成からやり直し!と言うオチが付いた所なんですが。
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次に表題のPUのレストアについてですが、これは記事にするかどうか少し迷ったのですが、かるーくだけご紹介する事にします。
もう随分前ですが、東京の前衛芸術関連の会社にお勤めの坂詰様から、仕事で使うPUを購入した後、
「PUのノイズが酷い」
「ケーブルもなんか変な感じがする」
「何か打てる手は有りませんか?」的なご連絡を頂きまして、打ち合わせの後にPUをお預かりして原因を調べてみる事になりました。

うーむ。改造品か。と。フィッシュマン社のNEO-Dなんですが。
これを見て、「何が行われているのか」判る方もいらっしゃるでしょうから、あまり言及しないでおきます。
ただ一言、お預かりして、音をチェックしてみたらやっぱりノイズが多いなーと。
まあ・・でもうーん・・・
この改造自体が(以下略)・・・・書く事を躊躇ってしまうのはなぜでしょうか・・・
と言った様な所で、ちゃんとPUからのケーブルを綺麗に修正〜配線しなおして1/4メスフォンプラグを取り付けて完成です。(もう途中全部すっ飛ばします)

ちょっとした秘密のノイズ対策を施して完成です。外側の網アースは再利用しました。
これでかなりPUに由来するノイズは減りました。それに合わせてケーブルも製作したのですが、こちらは写真をなくしてしまいましたが・・・
さて、このPUのオーナー様である坂詰様は
オフィス友恵と言う会社にお勤めで、その会社での舞台音響担当者様なのだそうです。又HP内でBLOGを運営していらっしゃいまして、そちらで当BLOGをご紹介頂きました。
アートウイッシュ音作りBLOG 因みに、私は舞台芸術関連の事にはあまり明るくないのですが、今回ご依頼頂きましたオフィス友恵様は、その世界では有名なグループなのだそうです。所謂舞踏に興味がある方は是非上記HPや
tomoe.comをご覧になっては如何でしょうか。
そんな所で、オフィス友恵・坂詰様ご依頼有難う御座いました!又何か有りましたら宜しくお願いいたします。
本日はここまで。
posted by IRP Products at 16:53|
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