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2005年11月20日

テレキャスターのメンテナンスその3

テレキャスターのメンテナンスその2の続きを行きましょうか!

さてさて、前回はネックポケットの掃除を終わらせました。
次はボディー(電装系)のシールディング等々の作業に入っていきましょう。

と言ってもですね、この辺りはあんまり見せられる程面白い事やってる訳では無いんですよね。
なのでサクサクといきましょうか。


まず、ブリッジ等々の汚れも然る事ながら、ボディー自体が結構曇ってましたので
ハンドドリルにつけたバフで綺麗にします。
Bテレキャスハンドバフ
(サムネイルをクリックして下さい。画像が拡大します)
かなり綺麗になったんですが、仕上がり画像をどこかになくしてしまいました・・・・・・
因みにこの作業の前には、ラッカー塗装かポリ系かちゃんと下調べして置きましょう。
その後に使うコンパウンド等々を決定します。(確認しないでやるとえらい事になります)

次にシールディング作業に行きましょうか。
シールディングとは、導電性塗料をキャビティーに散布して、信号をアースの箱に封入してしまい
外部のノイズ成分からPU信号を守る(シールド)と言う作業になります。
Bテレキャス-シールディング
今回のアメスタテレは弾いてみると少し余分にノイズが乗っている印象ですので、
ここはやはりシールディングを行なった方が有利でしょう。
因みにアメスタは元々塗膜の下、生地の段階で導電性塗料が塗られているのですが、
幾つかそれらの処理が適切ではない箇所が有りまして、(アースに落ちていない等)
そこからノイズが乗ってしまっている感は否めません。

とりあえず、簡単にキャビティー内部を研磨し、筆塗りにてさくさく散布していきます。
後、配線穴にもきっちり散布しておきましょう。写真を失くしました・・すいません。
後はキャビティーにアース接地配線用の卵ラグもビス止めしておきます。

因みにこのシールディング作業を御自分で行なって、ノイズなんか減らない!と言う方が
稀にいらっしゃいますが、そう言う場合は導電性塗料の塗料濃度が異常に薄いか、
塗膜がアースに落ちていないと言う事が殆どの原因であると考えられます。
適切に処理を行なえば、多かれ少なかれ、必ず効果はあります。

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次に、PGビス等々ネジ穴が既に死んでいましたのでの穴埋め作業に移りましょうか。
お預かりした時点でネジが殆ど錆び切っていて、効かなくなっている物も幾つか有り、
非常に宜しくない状態でした。今回はステンビスに交換することを前提で穴の補修を行ないます
Bテレキャス-ビス修正
写真はこんな感じですね〜
作業としては
@ネジ穴を綺麗にドリルでサラい、ねじ山を削り取ってしまいます。
A次に使うビスの太さや、他の状況によっても埋める木の太さを微妙に変えます。
B丸棒の外周を綺麗に円柱状に整える
Cタイトボンドを使い接着作業後、約一日放置
と言った感じでしょうか。

因みに埋める丸棒は今回はラミン(ホームセンターで売ってます)を使いましたが、
他にもボディー材と同じ物を使って埋める事なども出来ます。
今回は最も安価に補修する為にこう言う選択を行ないました。

Bテレキャス-ビス穴修正2
そして丸棒の突起部位外をマスキングして、良く切れるノミで塗膜と面一になる様に削ります。
(こういった木工の前に刃物研ぎを行なうのは鉄則です)
今回はついでなんで、パネル系は全部同様の加工を行なってみました。

本日はここまで!


posted by IRP Products at 01:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 楽器リペア関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めましてguitar craftmanへの道から飛んできました。

こういったネックポケットやノイズ処理 (ほかにもいろいろ??)

といった細かい処理をFenderにするとやはり、音にも影響あるものなのでしょうか?

う〜ん自分のベースもFender USAだからやってもらいたい。
Posted by redleon at 2005年11月20日 08:03
redleonさん
書き込み有難うございます!
さて御質問の内容について少しお答えいたします。
楽器の稼動部の調整が適切に行われていた場合に於いての話になってしまいますが、
フェンダーの音の魅力と言うのは実はこう言う雑に処理された部分にある事が多いようです。
(所謂楽器におけるサムシングの部分ですね)
そういった雑な部分を適切に修正するとやはり音は変化していきますが・・
出来上がりの音が好みかどうかは、プレーヤーさんに拠ると言ったところでしょうか。
私が確実に言える事は「変化します」と言う事だけでしょうね。

その辺りは色んな御意見があると思いますので、打ち合わせをして弄るべき所を追い込んで行くというのが私の基本スタンスだったりします。
決して弄りたがりな人では無いでしょうね〜
そんな感じでやってますんで、何か有りましたらご連絡頂ければ幸いです。

それでは今後ともよろしくお願い致します!


少しシステムトラブルが有った様で記事の全文が掲載されていませんでした。
修正を行ないましたので、ご覧頂ければ幸いです
Posted by 楽器無常@管理人 at 2005年11月20日 16:08
以前書き込みした、じゅんです。携帯からは、やっぱりPCにメールできないのでしょうか?何度やってもだめでした。。泣
Posted by じゅん at 2005年11月22日 19:15
じゅんさん
書き込み有難うございます。
携帯からこちらにご連絡頂く事が比較的頻繁に有りますので、
仕様的に無理と言う事では無いと考えられます。
アドレスは前回記載した通りで現在問題無く送受信出来ておりますので・・・
これ以上はこちらではなんともし難いのですが・・・
PCからアクセス頂くか、メールアドレスを書く込んで頂くか、
又は内容如何にも因りますが、こちらのコメント欄でやり取りをするか・・・・
いずれかの方法を取って頂けると幸いです。

それでは宜しくお願い致します。
Posted by 楽器無常@管理人 at 2005年11月22日 21:48
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