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2005年11月18日

テレキャスターのメンテナンスその2

テレキャスターのメンテナンスの続きです。

ハイ!サボりましたね(笑)ホントに今月残りの記事7〜9本いけるのかな?(苦笑)
えーっと正直言いますと記事のたたき台は既に出来てるんですが、
どうも推敲してるとなんとなくボツにしがちな今日この頃です・・・・

因みにこのテレキャスターのメンテナンスですがもう納品も済んでるんですよね。
要するに記事になってなかっただけなんです。

さてさて、全開はブリッジの芋ねじ外しをやった所で止まってますね。
次はネックポケットの擦り合わせ(掃除)をやりましょうか。
Bテレキャス-ネックポケット修正前
因みにこれアメリカンスタンダードテレキャスターなんですけど・・フェンダーですねえ。

で、このままじゃちょっとネックとボディーが密着しないのでロスするという通説通り
弾いてみると・・なんか妙に心地が悪いんですよね。
まあフェンダーの音の要素としてはこう言う所の汚さも必要なのかもしれませんが。

今回はスタジオ業務もこなしちゃうエンジニア系ギタリストの御依頼なんですが、
「出来るだけ弾き易くてあなたが思ういい楽器にしてくれ。でも出来るだけ安く」
と言うありがたい依頼でした(笑)
これを言われると・・・ネックポケットはそりゃあ 綺麗に掃除します(笑)
今回はネックジョイントに角度はつけませんので、ホントに掃除だけですね。
で、まず
ネックポケット修正ヤスリ
こんな金ヤスリの平面部分だけ切り取った物に取っ手をつけたヤスリを使いまして・・・

Bテレキャス-ネックポケット修正1
ポケットに残った塗料等を削り落とします。
この時にちょっとしたコツがありまして・・(というか注意点ですね)
中から外に向かって動かすとポケットキワの塗装が剥がれますんで、
ヤスリは必ずポケットの外から中に向かう一方向だけ動かします。
とは言え、中々写真では判りにくいんですが・・・・・
このヤスリのほかにスクレイパーなんかも併用してますが、
要するに使い易い工具で結果が同じなら何でもOKです。

Bテレキャス-ネックポケット修正2
スケールを使い、マメに平面の確認を行ないながら塗膜の切削を慎重に行ないます。
各方向から見て隙間がなければOKです。
結構この作業っていろんな意味で難しいんですよ。追い込めば追込む程しんどいです。
とか言いながら、作業に着手した以上、きっちり合わせられないと話になりませんから、
必死になって合わせる訳ですが(笑)

Bテレキャス-ネックポケット修正3
はい。修正終わり!
木部に染み込んだマジックインクはかなり深くまで浸透してそうなんで、
完全に取り切る事は今回は止して置きましょう。(この辺の目算て重要ですよ)

そんな感じで、本日はここまで!


posted by IRP Products at 03:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 楽器リペア関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前私もフェンダーUSAのジャズマスターをメンテナンスした事がありますが、ネックポケット部分はまさにこんな感じで塗料がてんこ盛りで、平面なんてまったく出て無かったです(苦笑)。
Posted by guitarcraftsman at 2005年11月18日 10:14
ここの雑さ加減が結構音にとっては良く作用したりする事も有りますから、ホントに判らないもんですねえ。個人的には綺麗な方が好きですが(笑)
Posted by 楽器無常@管理人 at 2005年11月18日 20:19
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