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2005年11月07日

フェンダーストラトのフレット擦り合わせ+αその4

フェンダーストラトのフレット擦り合わせ+αその3の続きですかね〜

今の所、何とか連日更新出来てますね(笑)

さて今回は金属パーツの洗浄をやってみましょうかね。いやーまあ結構汚れてまして・・・
埃やサビなどでペグやブリッジの機能も少し損なわれてる感じがします。
放置するのは幾らなんでもアレなんで、分解清掃と組み立て、大まかな調整を行います。

いきなりなんですが
godelsproof様ペグ洗浄前後
(サムネイルをクリックして下さい。画像が拡大します)
洗浄前・後の写真ですね(笑)
あまりに埃が付着してしまって、劣化したグリスが滲み出していますね。
煙草のヤニの付着の感じもカッコは良いのですが、触った感じが少しベタつく感じです。
この辺りを、ある薬剤と方法を使って洗浄し、グリスアップしたのが右の画像ですね。
因みにクルーソンのグリス穴から注入する方法は取っていません。
(この辺の方法を知りたい方はメールででも聞いてみて下さい)

godelsproof様ペグ洗浄前後2
6個全部終わらせて、ここは終了します。因みに取り付けビスはステンレス製を使います。
次はブリッジに移りましょうか
godelsproof様ブリッジ洗浄前
埃と皮脂とサビで結構な状態ですね〜
今回は予算を抑える為に極力弄らないと言う事で、ブリッジ全体の調整は行いませんが、
これはさすがに目に余りますの掃除する事にします。

godelsproof様ブリッジ分解
全分解してしましたが、芋ネジ単体の写真を失くしました。すいません・・・

で、ですね
godelsproof様ブリッジオクターブネジ
ここまで錆びてるとオクターブ調整ネジは廃棄ですなあ・・こりゃあいかんわ・・・
問答無用で交換です(笑)

さて洗浄なんですが、細かい部分は手で取るとして、大まかにある種の洗浄液に漬けて、
かき回してみたりしてからしばらく放置して汚れを浮かします。
godelsproof様ブリッジ洗浄
わかります?元は一応無色透明の液体なんですが恐ろしく茶色く濁った洗浄液(笑)

とまあこんな洗浄液に漬けて汚れやサビを大まかにとって磨き上げたら、終了です。
(今回は出来るだけ費用を安くという事で、この辺りはあまり手間を掛けられないんですよね)

godelsproof様ブリッジ完成
後は組み込んでおしまい!写真より実物は数倍も綺麗です(笑)
(写真は既に弦を張った後ですが・・・)


さて、基本的にこういった楽器の修理・メンテ・調整の仕事で最も手間や時間が掛かるのが
錆びた金属パーツの手入れや修正だったりします。
スカッと交換できる場合は時間は掛かりませんが再生となると・・・・
物によっては修理時間の半分は楽器の掃除に当てられていたりする事もまま有ります。
こういった錆等を防ぐには、やっぱり弾いた後には必ず乾拭きしてあげて下さい。
それだけでもずいぶんとパーツ等の「持ち」が変わってきますよ〜
あまり神経質になり過ぎて、弾く時間が減ってしまうのは本末転倒かと思いますが、
拭き終わるまでが演奏です。的な感じで軽く拭いてあげて見ては如何でしょうか?

そんなわけで本日はここまで!


posted by IRP Products at 18:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 楽器リペア関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
酷いですね〜、、(爆汗)
若いころは弾いてそのままってのが多かったです、正直(爆汗)
今は弾いたら乾拭きをしてるので大丈夫のはずですが、、(まだ汗)
けどここで質問です、シンクロのトレモロって拭き憎い?ですよね?やはりちょくちょくサドル外して掃除って必須?でしょうか?何かお薦めな方法ってありますか?
Posted by godelsproof at 2005年11月08日 15:12
拭き難いですね(汗)
Posted by godelsproof at 2005年11月08日 15:13
godelsproof様
書き込み有難うございます
乾拭きに関してなんですが、やはり込み入った部分は日常の乾拭きでの手入れは難しいと言えます。
エアブロースプレーなどで、埃を飛ばしたりなどのコツも幾つか有りますが、
やはり分解清掃に勝る物は無いと思います。
数ヶ月に一回くらいは弦交換の際に分解して、拭くなどのメンテナンスを行われた方がよいと思いますよ〜

Posted by 無心@管理人 at 2005年11月09日 13:42
クルーソンペグのグリスUpに悩んでおり、検索して貴殿のブログにたどり着きました。後ろの穴からだとなかなか入ってくれません。よろしければ、別の方法をお教えいただけませんでしょうか? よろしくお願いします。
Posted by 53tele at 2013年08月26日 09:56
53tele様
初めまして、本ページを主宰しておりますIRP PRODUCTSと申します。
お問い合わせを頂きましてありがとうございました。

私のやり方ですが、まずはブレーキクリーナー(安い物でも結構ですが)で全体を漬け置き洗いをして、中に充填された元のグリスを洗い流してしまいます。

次にアスピレーターと呼ばれる減圧機が有るのですが、その簡易的な構造をもった瓶の中にグリスを充たし、ペグを漬けこみます。その後、瓶の中を真空減圧すればグリスは空いている空気スペースにどんどん充填されると言う仕組みです。

ただ、これは非常に手間も器具も必要ですので、一般的なプレーヤーの方にはお勧めできません。

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それ以外の方法では、あくまで上記の手順で、元のグリスを洗い流し、空間を作ってから注射器などで圧入するのがいいのではないでしょうか。

またペグを回しながら圧入するのがポイントで、クルーソン系のグリスホールから、ペグを回しても溢れないぎりぎりまで入れておくとよいかと思います。

その他の点ではグリスの粘度も重要なポイントになってきます。こればっかりは使いやすい物を探すのが良いのですが、ラジコン用の某T社のモリブデングリスは使い勝手が良い様に感じます。

とは言え、恐らくもうグリス自体はお手元にある様な感じですので、次はプラの注射器をご手配なさってはいかがでしょうか?

そんな所で又何かあればよろしくお願いいたします
Posted by IRP PRODUCTS代表 at 2013年08月26日 22:24
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