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2006年02月27日

パッシブVO・BOX・Ver2

埼玉県在住のギタリスト・澤野様からパッシブVO・BOXのカスタム版の製作依頼を頂きまして、
今回はそのカスタムBOXの記事を書こうと思います。
(他にもリネック等のご依頼を頂いているのですが、それはまた別途記事にしていきます)

さて事の発端は、別件の打ち合わせをしてる時に、

「BLOGの記事で載ってたパッシブVO・BOXってどういうものなんですか?」

VO-BOX製作
パッシブVO・BOX
と言うお話がありまして、その際、上記の記事(リンク先)を前提に色々説明させて頂きました所、

「それは便利そうだ!ぜひ作ってください!」

という事で正式にご注文を頂きました。

そんな訳で別途打ち合わせを行いまして、詳しく仕様を詰めて方向性を定めていきます。
そんな中、色々話し合ってる最中に「アクティブ化しよう!」とか、「EQ入れたら面白いっすよね〜」とかいう脱線もしてしまったのですが、今回はオーソドックスにパッシブVO・BOXに2系統分岐のスイッチングシステムも同梱してしまおうと言う事になりました。

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2006年02月26日

アリアプロスルーネックギターの改造その5〜完結編

アリアプロスルーネックギターの改造その4の続き行ってみましょうか。
このシリーズは今回で完結になりますね。


さて今回は何をやるかというと、

「テンションバーの取り付け」

以上。

って感じです(笑)
テンションバーって何?と言う方向けにやさしく説明しますと、ナットに対しての弦の圧力を上げ下げする部品です。今度別の機会にでも図を書いて説明しましょうか・・・
フロイドローズ系ロックナットにはほとんどの場合併設されている重要な部品だったりしますが、ある一定の条件を満たしていれば無くても行けたりします。(無しでちゃんと成立している物は殆ど見た事がありませんが)

さて、今回のアリアプロはヘッド角度が付いたモデルですので、適切な設計がされている上で、正しく作り込まれていれば、テンションバーは必要ない訳ですが、現実は角度付きヘッドでも、テンションバー無しと言う設定はなかなか難しく、目の前にある機体でもナットをロックしたらチューニングが上がると言う状態でしたので、今回はテンションバーの追加を行う事になりました。

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2006年02月25日

アリアプロスルーネックギターの改造その4

アリアプロスルーネックギターの改造その3の続きを行きましょうか。

もはや改造ではなく調整の範疇に入ってきてますが、今回はフレットの擦り合わせです。

ココの記事でも何回か取り上げてますので、かなり内容自体はお馴染みになってきていますが、やはり難しいことには変わりがありません。しかも今回は捩れが少し出ている上に、ロックナットのRと指板Rが微妙に合っていなくて、最終的にビビリを取り切った上で良い感じに仕上げるには、フレット打ち換え+指板Rの修正などなど行う方が良いのですが、予算の問題もあり、今回はそれを見送った現状で、出来る事は最大限やろうという事で打ち合わせが終わっていました。

それですね、今回作業内容を公開するかどうか・・ちょっと迷った部分が有るのですが、ほんのちょっとだけ公開する事にしました。(それでも制限付ですが)

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2006年02月24日

アリアプロスルーネックギターの改造その3

アリアプロスルーネックギターの改造その2の続きを行きましょうか。

続きといってもシールディング作業と並行して行っている作業だったりしますので、PU取り付け等の写真が前後したりしてます。

さて今回は何をやるかというと、このシリーズ冒頭でも書きましたミッドブースターの取り付けです。
取り付ける回路その物の写真を失くしてしまいましたので、
試作ブースター
(サムネイルをクリックしてください。画像が拡大します)
過去に作った同様の回路の写真を載せてみます。

さて、これを実際に載せる訳ですが、このままだと回路基盤がキャビティーに一部当たってしまって、うまく搭載する事が出来ません。別のタイプでネジ止め方式の回路を作っても良かったのですが、今回はお客様との打ち合わせにより、キャビティー側を少し削って対応する事になりました。

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2006年02月21日

アリアプロスルーネックギターの改造その2

BLOGの方むっちゃくちゃサボってますね(苦笑)
作業自体はがんがんやってるんで、その皺寄せがBLOGに来てるといった感じでしょうか。
最近公私共々いろんな事がありすぎて、有り難い事に、途方も無い位仕事の山が出来ています(笑)

さて、前回のアリアプロスルーネックギターの改造の続き行きましょうか。
前回はこのギターの素性や作業方針の所まで進んでましたが、今回は実作業に入ります。

まずは配線から施工していきますので、その現状の写真を載せてみましょうか。
F様RS配線作業前
(サムネイルをクリックしてください。画像が拡大します)
もはや、なんともコメントがし難いですが、こんな物だと言われればそんな気が・・・・

F様RSキャビティー作業前
PUキャビティーには導電性塗料は塗られていません。
今回はフルシールディング作業も行いますので、ここにも散布します。
と言う訳で、さくっと分解していきましょうか。

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2006年02月02日

アリアプロスルーネックギターの改造

今回は岡山県のF様から御依頼を受けた、アリアプロUの最上位ラインのギターの改造調整の記事を数回に分けて書いて行きたいと思います。

さて、その最上位ラインのモデルと言うのが、
http://www.ariaguitars.com/jp/02prod/0101eg/rscustom.html
(荒井貿易:アリアプロ様HP)
RS-CUSTOMと言う楽器です。

因みに届いた直後の写真は撮り忘れました・・申し訳ないです・・・
この楽器を見てピンと来た方は相当マニアックですね(笑)
元聖飢魔IIのジェイル大橋モデルとして80年代に発売されたモデルの再発物でして、本人の物はストライプ模様のラインが入っていたり、フロイドザグリが無かったりなど、細かい違いは結構あるようですが。ストライプ入りの物も限定で発売された様な気がしますが・・記憶が定かではありません。

因みにお預かりした楽器は、なぜか完全にプロトタイプ物なんですね(笑)
(写真の物の色違いで黒)
モロに件のページにある、実際の製品と仕様が異なる事が(以下略)な感じです。

まあ単純な話なんですが、コレはどう言う事なのかといいますと、楽器メーカーが企画販売商社(この場合アリアですね)から、「こう言うものを作ってくれ」と依頼されて作るんですが、その際、量産前に「製品見本」と言うのを幾つか作って企画販売商社に納め、そこで製品の基本的な事から高度な事までのチェックを行うのが常です。(少なくとも、私が居たメーカーではそうでした。他は知りません)

その製品見本で、OKが出ればそれは正規品になりますが、その後細かい仕様変更などを行った場合、その製品見本はプロトタイプとなって行く訳ですね。
企画販売商社にとっても、プロトタイプをいつまでも倉庫に転がしておいても仕方が無ですから、取引のある楽器店さんなんかに安く売っちゃう事が良くあります。

そんな訳でめでたく市場に出たプロトタイプは、楽器店としては「発掘!プロトタイプ!」などと銘打って、店にとってかなりお得な条件で販売する事が出来たりするので、商社・楽器店双方にとって美味しかったりするようです。オーナー様にとっても、「コレはプロトタイプで〜貴重なの持ってるんだ!」的な所有欲の一部も満たしてくれるので、皆にとって美味しかったりするのかもしれませんね(笑)

しかし、まあ色んな条件があったりするでしょうから一概に得かどうかは判りませんが。
(全てのプロトタイプがこう言う経緯で市場に出る訳ではない事だけは一応書いておきます)

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posted by IRP Products at 17:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 楽器リペア関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする