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2005年04月30日

ミッドブースターVer2製作

この間書いたミッドブースター製作の記事を見た方(T様)からメールを頂きまして

「同じ様な感じのものを作ってくれ!」

と言う話になりまして、これまた良いですよ〜とお請けしました。

そんな訳で今回もまたディスカッションを繰り返して仕様を決定していきました。
今回の製作分も楽器に内蔵作業をご自分で挑戦されると言う事で回路のみの製作です。

製作について前回の分とそんなに変わらないので、記事として書く部分はあまり無いのですが
今回は前回作った物と仕様とブーストGAINの方法がかなり違います。
前回はブーストポットをコントロール前面に出し、微調整を行えるようにしてありましたが、
ブーストスイッチ
(サムネイルをクリックして下さい。画像が拡大します)

ミニスイッチ2つを使いこんな感じになります。
コントロール部前面にGAINコントロールは出さずに、
ミッドブーストは微調整無しのスイッチで一発切り替えを行いたいとの事。

使い勝手を考慮した結果このような仕様に決定しました。
でもミッドブースト具合が全くコントロール出来ないのはある意味で面白くないので
キャビティー内で半固定抵抗を使いミッドブースト具合を調整出来る様にします。
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2005年04月19日

ミッドブースター製作その3

花粉症で目が痒い〜くしゃみのし過ぎで鼻が痛い鼻が痛い・・・
ヨーグルトが効くらしいですが、気休めでしかないような・・・

そんなことは置いといて前回の続きです。
基盤を完成させた所で終わってますね。
基盤完成
(画像をクリックして下さい。拡大します)

この状態で電池スナップを取り付け、一晩通電テストした状態で終わっています。
ここで問題が無ければ、ほぼ完成です。
後は外周りのパーツを赤池様のご希望通りの仕様に仕上げれば良い訳です。

さて、外周りの仕様の希望はどういうもいのだったかと言うと

「マスタートーンをスイッチポットにしてブースターのバイパススイッチを取り付ける」

って事ですね。

図解してみると
取説
こーんな感じになります。
ストラトのVO以降に搭載できる物を前提として製作する訳です。
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2005年04月17日

ミッドブースター製作その2

ミッドブースターの製作の続きです。
前回は、赤池様(ご本名で記事を書いても良いとの事です)のご依頼通りの物を作る為に
回路の仕様と組み込みの簡略化の為の見通しを立てた所で終わってますね。

今回は組み込みを行います。
作業自体はプラモデルの組み立てみたいな感じですか。
中学の技術家庭の時間でラジオとか作りませんでしたか?アレに近い物があります。
でも今回は蛇の目基盤を使用するので、作業的に少し特殊?ですかね。
部品を配置して、部品の足同士を任意の回路を構成出来る様に整形して、
半田付けしていけば良い訳ですな。

これは別の回路の写真ですが、
ユニバーサル基盤配線例
(画像をクリックして下さい。拡大します)
こんな感じで半田付けしたり、任意の方向へ足を曲げ、部品同士を繋いでいく訳です。
蛇の目基盤は基盤のパターンの基本設計がしっかりしていないとやり直しがしにくいので
キッチリ設計してから作業に取り掛かります。
この作業にも一応のセオリーが有ったりしますが、ここでは割愛します。また何かの機会が有ったら記事にしましょうか。

次はミッドブースターの回路に取り掛かります。
作業中
こんな感じで部品を配置してパターンを設計通りに半田付けしていきます。
配置のコツと言うかセオリーとしては、背の低い部品から先に配置すると言う事でしょうか。
そのへんはケースバイケースだったりしますので、臨機応変に行きましょう。
後は、コンデンサやICにあまり熱を加えないと言った所が重要です。
今回は通電直前までに熱を加えたくない為&交換出来るようにICソケットを使用します。
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2005年04月16日

ミッドブースター製作

最近花粉症で顔面が物凄い事になっていて
目と鼻を取り外してジャブジャブと水洗いしたいような気分です。
杉花粉はほぼ終わりましたが、まだヒノキ花粉が残っているので気が重い訳ですが。

まあそんなことは置いといて、記事の内容に行きましょうか。

少し前にD・Aさんと言う方から、PUの配線の問い合わせのメールを頂きました。
それで色々メールのやり取りをしている内にD・Aさんから

「楽器内蔵用ミッドブースター回路作ってくれませんか?」

と言う話になりまして、良いですよ〜と請けた訳です。

その後、細かい仕様をメールでディスカッションを行いながら決める事にしました。
最終的な回路の楽器への搭載作業はご自身で行われるとの事で、
今回は回路のみの製作を行う事になりました。
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2005年04月07日

TBXトーンコントロールその2

最近TBXトーンコントロールについて聞かれたりメールを貰う事が有りまして、
以前書いたTBXについての記事に図を追加しようとしたら、
サーバーの不調で図が追加出来ませんでした。
しょうがないので図解を載せる為だけにこれを書いています。

TBXノブ
(サムネイルをクリックして下さい。画像が拡大します)

こんな感じです。

<<その1へ
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2005年04月06日

チタンブリッジの話

少し前から、チタン素材で作られたブリッジが話題になってますが
今回はそのお話を少ししてみようと思います。

私は金属の専門家ではありませんので、突っ込んだ詳しい事は記述はできません。

チタンと言う金属についてですが、簡単に特長をまとめてみると
@軽い
A強度が高い
B錆びない
などが代表的な特徴として挙げられます。
過酷な環境でも材質が変質しないと言う事で、宇宙開発事業などに多く用いられています。

しかしチタンと言う金属は製法がとても難しく化学精錬を行う必要が有る為、
かなり製造コストのかかる金属で有る事でも有名ですね。

従来の楽器パーツのリプレイスメント事情を見渡して見た所、
楽器パーツは皮脂が付いて良く錆びますし、強度の問題で偏磨耗する事も多々あります。
交換の選択肢の一つに有ると「とても良いのではないか?」と考えられる素材では有りましたが、
良いのは解っているが、上記の製造コストの問題や金属加工業者さんの理解が得難いだとか、
楽器業界の体質の所為だとか、そんなこんなで今まで誰もやろうとしなかったようです。

そんな流れの中で、高い技術を必要とされるチタンで楽器パーツを作ってしまった方が居ます。
それが、K.T.S(http://www.k-t-s.com/) と言う会社なのですが、

金属のスペシャリストが楽器業界へ技術を持ち込んだ訳です。
外の業界からのアプローチとしてはとても成功している稀有な例の会社ですね。

さて、金属加工の技術的な事はオフィシャルページを見て頂くとして、話を進めます。
私の所にも何回かパーツの交換依頼が有り、このパーツへ交換した経験が有ります。
今回、私はこのパーツの使用雑感を書いてみようと思います。

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2005年04月03日

サボりすぎですいません

サボりすぎですいません。
体調崩したり、ここには書けない仕事やってたりで
気が付いたら新年度なんて言う状況でした。

大急ぎと言う事で引き受けたアコースティックギターの修理なんかをやりまして。
既に修理が終わって納品した時に、このBLOGを思い出すと言う体たらくで
今回もまた記事に出来ません(苦笑
写真くらい撮って置けばよかったなあ・・という後悔ひとしきりです。

所で、楽器の弾き方やプレイスタイルは多岐に渡り、プレーヤーの数だけ存在します。

そんな中で、ギター(に限らず弦楽器)を弦楽器の範疇に留まらず、
(*)両手タッピング〜パーカッション系の楽器としてプレイする方が結構いらっしゃいます。
(両手タッピング=両手で指板上の弦を叩いて音を出す奏法
パーカッション系=楽器本体の色んな部分を叩いて音を出す奏法。厳密な定義は無い)

今回お預かりしたギターのオーナー様もそういったスタイルの方でして。
とりあえず無事納品し、チェックの為、目の前で弾いて頂いたのですが、
やはりもの凄いですね、このプレイスタイルは。何処で音出してるか全く判りません。

オーナ様曰く、このスタイルは激しくタッピングを行う為にフレットの消耗具合が速く、
パーカッション的な使用法の為、塗装の傷みも速くて困って居る方が多いそうですね。
今回初めてこう言ったスタイルの方の楽器の修理をさせて頂きました。

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posted by IRP Products at 19:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 楽器リペア関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月02日

ビリーの死

去る3月31日

ギターウルフのベーシストであった ビリーこと関口秀明氏が

心不全の為亡くなられました。

最初は昔のバンド仲間からメールが来て知らされたのですが、

丁度4月1日だった事もあり、エイプリルフールだろ?なんて軽く思っていた所

いろんなニュースサイトが取り上げ始めて本当の事だったと知った訳ですが。

もう7年位前になりますが、名古屋のあるライブハウスにて

初めてライブを見たときの衝撃は今でも忘れられません。

なんか最近大好きなバンドのメンバーが亡くなったり、身内が亡くなったり

そんな事が続いて気が滅入っています。

白ボディーで黒ピックガードのプレベと言えば私の中ではこの人だけでした。

ご冥福をお祈りします

合掌

GUITAR WOLF

公式サイトはこちら

現在メッセージボードのみの運営になっているようです。


posted by IRP Products at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする